友人や職場の同僚などから結婚式に招待された場合、当日に着用するスーツをどれにするかで悩む人は多いのではないでしょうか。そこで、今回の記事では結婚式のスーツをオシャレに着こなすポイントを解説します。
結婚式に着用するスーツは自己表現する重要なアイテムです。そして、周りの参加者から好印象を持たれるチャンスでもあります。ここでは、結婚式でスーツをオシャレに着こなす6つのポイントを紹介します。
ベストは、スーツを華やかな装いを印象づけるだけでなく、全体のフォーマル感も引き立てます。そのため、結婚式などのオフィシャルな場では効果的です。具体例として、結婚式ではジャケットやベスト、パンツが同じ生地で揃っている「スリーピース」を選ぶと格式高い雰囲気が演出できます。
スーツをオシャレに着こなすには自分の体型に合ったサイズ感が重要です。ジャストサイズのスーツは自分の体形を美しく見せるだけでなく、全体のバランスを整える役割も果たします。たとえば、細身の方はスリム型のスーツを、体型が大きい方はゆとりのある型のスーツを選ぶと良いでしょう。
スーツのVゾーンとは首から胸までのV字形の部分を指します。スーツのVゾーンは相手の目線が自然と向くため、その部分の色合いはオシャレにスーツを着こなすうえで大切です。たとえば、フォーマルなスーツを着用する際は漆黒のジャケットに白のワイシャツ、そして、ネクタイは白かシルバーを選ぶことで、ベーシックながらも洗練された印象が演出できるでしょう。
結婚式で着用するスーツをオシャレに着こなすにはコーディネートアイテムも重要です。以下では、結婚式でスーツがより一層引き立つアイテムを4つ紹介します。
素材について細かな決まりはありませんが、フォーマルな場で高級感を出したい場合はシルクなどの上質な質感のものが良いでしょう。
結婚式で着るスーツはブラックスーツが一般的です。どのような冠婚葬祭にも対応できるため、一着持っていると重宝します。しかし、最近では結婚式も多様化し、カジュアルな結婚式では色への制約も緩和されています。このような場合はご自身の好みに合わせて、似合う色を選んでも問題ありません。
グレーをはじめ、ネイビーやチャコールグレーも結婚式において人気の配色です。しかし、明るすぎるネイビーやグレーはカジュアルに見えてしまう恐れもあるため、フォーマルな場の雰囲気を考えて着用しましょう。
結婚式などのフォーマルな場では季節による着こなしの変化はありません。しかし、近年では結婚式のドレスコードも自由度を増しています。カジュアルな結婚式に限っては、コーディネートの一部に季節感を出すのもオシャレを演出するテクニックのひとつです。たとえば、夏の結婚式にはブルー系のネクタイやポケットチーフを使うと、全体のコーディネートに爽やかな印象がプラスされます。
結婚式の場でスーツをオシャレに着こなすことは大切ですが、あくまでも新郎新婦が主役です。以下では、結婚式でスーツを着用する際のマナーを解説します。
結婚式に参列する際、もっとも重要なポイントは「ドレスコードを守る」ことです。一例として、新郎新婦の親しい友人や職場の同僚である場合は、略礼装と呼ばれるブラックスーツやダークスーツが基本です。もしも、結婚式のドレスコードや服装について不明な点がある場合は、事前に新郎新婦や結婚式の主催者に確認しましょう。
結婚式では主役より目立ってはいけません。たとえば、新郎が着用するスーツは白や明るいグレー、ネイビーなどですが、これらの色のスーツをゲストが着ると新郎と間違われる可能性もあります。
また、柄についてもストライプ柄や大判のチェック柄など、個性的なスーツは新郎よりも目立ってしまう恐れがあります。結婚式に参加する際のスーツ選びのポイントは派手すぎず、新郎新婦を尊重しながら自分自身を表現することです。
本記事では結婚式に参列する際のスーツの着こなし方を解説しました。結婚式でスーツをオシャレに着こなす6つのポイントにも触れています。さらに、コーディネートアイテムの活用法や結婚式のスーツを選ぶ際のマナーも紹介しています。今回の内容を参考にして、服装に自信を持って結婚式に参列し、新郎新婦を祝福してください。