ブラウンスーツをオシャレに着こなすポイントは?ダサく見えない選び方も

24.02.20

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ブラウンスーツをオシャレに着こなすポイントは?ダサく見えない選び方も

ブラウンスーツは、ブラックやネイビーなどの一般的なスーツと比べると選ぶ方は少ないです。しかしながら、あえてブラウンスーツを選ぶ方もおり、ビジネスやイベント事など状況によっては上品な雰囲気を演出できるのが魅力です。ブラウンスーツを上手く着用するには、スーツの持つ印象やポイントをしっかりと理解する必要があります。 
ここでは、ブラウンスーツの着こなしのポイントやダサくない見え方などについて解説していきます。ブラウンスーツを着用してみたいけど、どんなものを選べばよいかわからない方はぜひ最後までご覧ください。

1.ブラウンスーツは上品で大人な雰囲気を演出できる!

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ブラウンスーツの特徴は上品で大人な雰囲気を演出できる点です。ブラウンスーツに上品さがある理由は色自体が安心感を与えるためです。さらにブラウンは他の色の装飾品やパンツなどとも合わせやすく、暖色系や寒色系など幅広くコーディネートしやすい特徴もあります。カジュアルな服装なため、ビジネスシーンや食事会など状況に応じて着用する方も多いです。
また、小物類も意識することで、ブラウンスーツの魅力をさらに引き立てられます。ブラウンスーツを着用する際のネクタイやシューズ、ベルト、時計などを意識すると、着用シーンに合わせた着こなしを演出できるでしょう。

カジュアルなビジネスシーンでは光沢のある明るめのシューズを取り入れたり、ネクタイの柄を意識してみたりすると、印象が大きく変わります。全体のコーディネートのバランスを意識する必要があるため、ブラウンスーツがどのような印象を与えるかを知っておく必要があります。

2.ブラウンスーツが与える印象は?

ブラウンスーツを着こなすことで、イベントシーンだけでなくビジネスの場でも着用できます。ブラウンスーツを着用したときに、相手方にどのような印象を与えられるかを具体的に3つ紹介します。

2-1.暖かみがあり安心感を与える

ブラウンスーツはアース色であるため暖かみがあり、安心感を与えられます。暖かみのある色はカジュアルの現場で適しており、ビジネスシーンにおいても有効といえます。商談や取引においては相手側に安心感を与えることが大切なため、奇抜な色のスーツは適しません。ブラウンやブラックなどのダーク系がビジネス現場では適しているスーツといえます。

2-2.堅実で落ち着いた印象を与える

ブラウンは堅実で落ち着いた印象を与えられます。ネクタイや靴などもダーク系に色を合わせることで統一感も得られ、全体のシルエットのまとまりが良くなります。ただし、ブラウンスーツは落ち着いた色合いのスーツですが、厳格な結婚式などでは不向きです。ブラウンスーツを着用すると、厳格な結婚式の場合は目立ちすぎる場合があるためです。状況に応じて適した色を選択する必要があり、フォーマルな現場では相性が悪いこともあるため、注意してください。

2-3.人と被りにくく、オシャレな印象を与える

ブラウンスーツは基本的には少数派なため、他の人と被りにくいのがメリットです。ブラックスーツを選ぶ方が多いので、少し変化をつけてオシャレにしたい方はブラウンスーツがおすすめです。

ブラウンはカジュアルすぎない色ですが、オシャレ感もある色なので周りの方と差をつけた着こなしをしたい方はブラウンスーツを着用するのが良いでしょう。

3.ブラウンスーツを選ぶ際のポイント

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ブラウンスーツにもいくつか種類があり、色見やトーン、雰囲気などを考慮してご自身に合ったものを選ぶ必要があります。具体的にどのようなポイントを意識してブラウンスーツを選ぶべきか確認しましょう。

3-1.初心者は色味やトーンに着目する

ブラウンスーツを選ぶ際は、季節感を意識して色見やトーンを確認しましょう。ブラウンスーツは秋冬に着用するイメージが強いですが、春夏でもトーンや色見を調整することで適したスーツを選べます。
初心者はトーンの明るいブラウンスーツを選ぶのがポイントです。秋冬は起毛系の暖かみのあるブラウンスーツとの相性がよく、春夏はトーンが明るめのブラウンスーツがおすすめです。色見やトーンを意識せずにブラウンスーツを選んでしまうとダサく見えてしまうこともあるため、いつ着用するかも意識しなければいけません。
オシャレなブラウンスーツを選びたいときは、環境に応じてスーツの色合いを意識することも必要です。カジュアルスーツの着用が可能な現場で暗めのブラウンスーツを着用してしまうと、周りとのスーツの色合いにギャップが生じてオシャレ度が半減してしまうことがあります。また華やかな現場では、少し明るめのブラウンスーツを選ぶとよいでしょう。落ち着いた雰囲気の場では、トーンをひとつ暗いものを選ぶことで状況に応じたブラウンスーツをうまく選択できるでしょう。

3-2.選ぶ柄で雰囲気を変えられる

スーツを無難に着こなしたい方は、無地のブラウンスーツを選ぶとよいでしょう。無地のブラウンスーツは周りの方と被りやすく落ち着いた印象に見えるため、少し雰囲気を変えたい場合は柄を意識するとオシャレに見えます。

ブラウンスーツは柄によって雰囲気が大きく変わるため、それぞれの柄の特徴を理解して現場に応じたスーツを着こなすのが良いでしょう。人気の高い柄としてはソリッドやストライプなどがあります。柄のラインの幅を意識すれば、よりカジュアルさを表現できます。また、チェック柄も格子サイズによって相手側に与えられる印象が変わるため、着用シーンに応じて使い分けるのがおすすめです。

モダンな雰囲気の『ソリッド』

ソリッドにもいくつか種類がありますが、初心者の方はモダンな雰囲気のスーツを選ぶのがおすすめです。最近は現代風のモダンのソリッドスーツが人気で、ビジネスシーンやフォーマルなシーンで着用されることが増えています。

意外とチャレンジしやすい『チェック』

「チェック柄のスーツを着こなすのは難しい」と感じてはいないでしょうか。チェック柄のスーツはパンツと小物類とのバランスさえ意識すれば、それほど着こなすのは難しくありません。

チェック柄を着こなすコツとしては、格子ラインの薄いものを選ぶと全体のバランスが良くなります。一方、チェック柄のスーツに派手な小物類をつけたり、ネクタイとの色合いが適切でなかったりすると印象が悪くなるため、注意が必要です。

種類が豊富な『ストライプ』

ストライプ柄はラインの太さによって大きく印象が変わるため、ラインの太さを意識して選ぶ必要があります。結婚式の二次会など、カジュアルな現場でストライプスーツを着用したい方はラインの太いストライプスーツを選ぶのが良いでしょう。

ラインの太さが細くなると目立ちにくくなるため、フォーマルな現場で着用したい方はラインの細いものを選ぶ必要があります。ラインの太さによっては場に適さない場合もあるため、ストライプスーツを選ぶ際には注意してください。

3-3.肌の色味に合うブラウンを選ぶ

ブラウンスーツを選ぶ際には、ご自身の肌に合うスーツを選ぶ必要があります。どのような色が自分に合うかの判断は、パーソナルカラーを意識することでブラウンスーツの明るさを選べます。
パーソナルカラーは個人の特徴に応じて選択しましょう。肌や髪、目、唇の色など個人によって異なるため、スーツの明るさもパーソナルカラーに応じて選ぶと良いとされています。
肌の色が小麦色で目の色が茶色に近いパーソナルカラーの方は「スプリングタイプ」と呼ばれ、比較的明るいブラウンスーツが似合います。黄色みが多い小麦色の肌で深い茶色い目をしている方は「オータム」と呼ばれ、落ち着いたブラウンスーツが似合います。他にも肌の色が浅く日焼けして黒っぽい方は、さらにダーク系のブラウンスーツを選択すると全体のバランスが良くなります。
ご自身の肌まで意識したことがない方もたくさんいますが、こだわることでその人に応じた適切な色のスーツを選べるようになります。

4.ブラウンスーツをビジネスで着こなすポイント

ブラウンスーツはお食事会などのカジュアルな現場でも着用されますが、ビジネスの現場でも着用されています。ブラウンスーツを上手く着こなすと商談相手にも好印象を与えられるため、適切なブラウンスーツの着こなし方を知ることが大切です。ブラウンスーツはカジュアルさとフォーマルさの両方の側面を持ち合わせているため、着こなし方を間違えると失敗につながります。

ここでは、上手くブラウンスーツを着用するためのポイントを3つご紹介します。

4-1.ネクタイの色合わせに気をつかう

ブラウンスーツを着用する際、ネクタイの色に注意してコーディネートしてください。ブラウンスーツを無難に着こなしたい方は、ブラウンのネクタイを選びましょう。赤みがかったブラウン系のネクタイを身に着けると、情熱さを主張しながら控え目な印象を与えられます。同一色であるため、着こなしで失敗することが少ないです。
また、ベージュ系のネクタイもブラウンスーツに適しています。ベージュのネクタイは暖かみのある色合いなので、全体のバランスとして安心感を与えます。赤みがかったネクタイとは反対に、ブルーのネクタイも状況によっては適しています。色合いが真逆で相性が悪いように感じるかもしれませんが、ブルーのネクタイは知的さを演出できます。

ピンクのネクタイを身につける方もいます。ピンクのネクタイは若々しさと元気のよさを表しているため、ビジネスにおいて気合いを入れたいときに身につけるのがよいです。

4-2.ワイシャツは白か淡いブルーがおすすめ

ブラウンスーツを着用する際、ワイシャツも意識して選ぶ必要があります。ビジネスシーンにおいて、奇抜すぎるワイシャツを着用してしまうとブラウンスーツよりも目立ちます。したがって、ブラウンスーツをビジネス現場で着用する際には、白か淡いブルーのワイシャツを選ぶのがよいでしょう。
ワイシャツは無地のものが無難ですが、ストライプ状の柄が少し入ったものでも問題ありません。ラインの太さをなるべく細いものにすればそれほど目立たないため、柄の入ったワイシャツでも着用可能です。
ただし、ワイシャツが汚れていたり、シワになっていたりする場合は新しいものを用意する必要があります。ビジネスにおいて重要なのは清潔感なので、色合いだけでなく、きちっとした身なりを意識して全体をコーディネートしてください。

4-3.ビジネスカジュアルではワイシャツ以外も好相性

ビジネスの現場によってはワイシャツ以外でも良い場合があります。カジュアルなビジネスシーンでは逆にTシャツやタートルなどの方が良い場合があり、状況に応じて選択しましょう。選ぶ際はブラウンスーツとのバランスを考えることが重要で、サイズ感が違うインナーはそもそも似合わない場合があります。

カジュアルなビジネス現場でどのようなインナーを着用すれば良いか迷う場合は、無難に白か淡いブルーを選んでください。Tシャツとブラウンスーツの組み合わせは初心者には難しいため、迷ったときは白や淡いブルーの無地のワイシャツを選べば問題ないでしょう。

まとめ

今回はブラウンスーツをオシャレに着こなすポイントについて解説しました。ブラウンスーツは色合いやトーンによってカジュアルになったり、フォーマルな印象になったりするため、全体のバランス選びが非常に重要といえます。ご自身のパーソナルカラーも意識することでビジネスに適したブラウンスーツを選べるため、細かい点も考慮してコーディネートする必要があります。

ブラウンスーツ自体が暖かみのある印象のため、ビジネス現場に応じて小物類も選ぶのが良いでしょう。あまりにも派手すぎるネクタイを身につけてしまうと浮いてしまい、相手に悪い印象を与えることもあります。
また、コーディネート上級者になれば、ご自身のパーソナルカラーも意識してください。パーソナルカラーによって人それぞれスーツで似合うものが異なるため、スーツの明るさを調整すると上手く着こなせます。

上記を意識するとそれほどブラウンスーツ選びも難しくはないため、今回ご紹介した内容を参考にして、ご自身に適するスーツをお選びください。

この記事を書いた人
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2006年に株式会社コナカに入社。2012年にコナカの店長として神奈川県の店舗を4年間勤務。その後2016年から店長育成所でもある東戸塚総本店で、店長兼リージョナルマネージャーとして4年間勤務。2020年から商品部に配属し、現在フォーマル、コートのディストリビューターとバイヤー業務を担当。常に市場や消費者の動向、トレンドに目を向けることで、時流にあわせた商品の企画や生産に活かしています。その中で自分の感性を大事にしながらも、人と人との繋がりを大事にし、お客様の生活の一部として寄り添えるモノづくりを常に大切にしています。