ゴージラインとは?高さによる印象の違いや現在のトレンドを紹介

24.12.25

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ゴージラインとは?高さによる印象の違いや現在のトレンドを紹介

スーツの衿にはゴージラインと呼ばれる線があります。普段スーツを着用していて意識することは多くありませんが、このラインの位置次第で相手に与える印象は大きく異なるといわれています。
本記事ではゴージラインの概要や高さによる印象の違いについて、わかりやすく解説します。この記事を参考に自分のスーツ選びに取り入れてみてください。

1.ゴージラインとは?

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ゴージラインとはジャケットの上衿と下衿の間の縫い目線のことです。ゴージラインが高い位置にあるものは「ハイゴージ」、低い位置にあるものは「ローゴージ」と呼ばれています。着る人の顔の形や見せたい印象によって、最適なゴージラインの高さは異なります。現代のファッションでは自分のスタイルや好みに合わせて着用するのが一般的です。
ゴージラインの由来はスーツの衿が軍服の立衿から変化したことにあります。立衿スーツの喉の部分にあたるのがゴージラインで、「喉」を意味する「ゴージ」からきているといわれています。ラペルにあるフラワーホールは、立衿時代の第1ボタンのボタンホールの名残です。

1-1.ゴージラインとラペルの関係性

ゴージラインの位置はジャケットのラペルの幅とも深く関連しています。ラペルとはジャケットの下衿部分を指します。クラシックなシングルスーツの場合、首筋からゴージラインまでの長さは8〜9cmが目安とされています。

長さを基準にしてハイゴージとローゴージが区別されています。ゴージラインの位置が高くなるとラペルの幅は細くなり、ゴージラインの位置が低くなるとラペルの幅は広くなる傾向があります。ゴージラインの位置によってジャケットのカラーの面積が変わるためです。ゴージラインの位置とラペルの幅のバランスを理解することで、よりエレガントなジャケットのスタイリングが可能です。

2.スーツはゴージラインの位置で印象が変わる

ゴージラインの位置はスーツやジャケットを着たときの見た目の印象を左右するといわれています。

2-1.高い: シャープでスマートな印象

ハイゴージは視線が頭や肩付近に集まり、シルエットの縦ラインが強調されるため、すっきりとした印象を与えられます。身長を高く見せたい人や若々しい雰囲気を出したい人にはハイゴージがおすすめです。

ゴージラインが高い位置にある場合、シルエットをシャープに見せる効果が期待できるため、スリムなスーツが流行った時代にはハイゴージがトレンドとなっていました。

2-2.低い:クラシックな印象

痩せ型の人や顔が大きく見えることを気にしている人にはローゴージがおすすめです。ゴージラインが低い位置にあることで、より落ち着いた印象を与えられるでしょう。下の方に視線が集まると肩幅の広さが強調され、貫禄のある印象になります。ゆったりとしたスーツが流行った時代にはローゴージがトレンドでした。

3.ゴージラインは時代と共に変化している

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ゴージラインとはスーツやテーラードジャケットの上衿と下衿の間のラインを指します。ゴージラインの位置や形状はスーツの全体的な印象を大きく左右します。ゴージラインは時代や流行によって、その位置が変化してきました。

3-1.1990年代~

日本のバブル期にあたる1990年代はオーバーサイズ気味の「ソフトスーツ」が流行しました。ソフトスーツは肩幅が広く、身体をゆったりと包み込むスタイルのスーツで、ゴージラインは低い位置に施されていました。このローゴージの流行はバブル期が終わった後の1990年代半ばまで続いていました。

3-2.2000年代~

2000年代に入ると、英国風の三つボタンスーツが流行り始めました。この時期には狭いVゾーンのスーツが人気を集め、ゴージラインの位置も高くなっていきました。イタリアンクラシコが流行したことで、ゴージラインのトレンドがハイゴージへ移行したとされています。ゴージを高くし、肩のラインと同じ高さに施されたスーツが販売されていた頃はハイゴージの全盛期といえます。

3-3.2010年代

2010年代に入ると、ゴージラインは2000年代に比べて若干低い位置であることが多くなりました。2000年代の中頃から、スーツのトレンドはゆとりのあるシルエットからタイトなシルエットに変化し、タイトなサイズ感のスーツは現在でも依然として人気です。

3-4.現在のトレンド

現在はローゴージのジャケットも増えてきており、クラッシックスタイルが再び注目されています。日本のセレクトショップではハイゴージのスーツに加えて、ローゴージのスーツも展開されており、これは現在のファッションのトレンドがハイゴージとローゴージの双方が存在する転換点にあることを示しています。

つまり、現在は自分の好みやスタイルに合わせて、ハイゴージかローゴージを選ぶ時代といえるでしょう。ハイゴージのジャケットはスタイリッシュな印象を与える一方、ローゴージのジャケットは重厚感のあるクラシックな印象を与えます。どちらを選ぶかは好みの問題のため、自分の好みやシーンに合わせて最適なジャケットを選びましょう。

4.ゴージラインの測り方

●1.ジャケットを平らに広げる
ジャケットを平らに広げ、衿の部分がしっかりと平らになるようにします。

●2.メジャーを用意する
柔軟な布製のメジャーを使用するとサイズが測りやすいです。

●3.ゴージの始点を確認する
上衿と下衿の縫い目、つまりゴージの始点を確認します。

●4.メジャーをゴージの始点に合わせる
メジャーの「0」の部分をゴージの始点に合わせます。

●5.ゴージラインの長さを測る
メジャーをゴージラインに沿って上衿の終点まで引き伸ばし、その長さを測ります。

この方法で、ゴージラインの正確な長さを知ることができます。しかし、スーツやジャケットのブランドやデザインによってはゴージラインの位置や形状が異なる場合があるため、複数の箇所から測ることをおすすめします。 また、ゴージラインの位置や形状が変わるとスーツの印象も大きく変わります。ゴージラインを高くするとスタイリッシュでモダンな印象に、低くするとクラシックで落ち着いた印象を演出できます。自分の好みやシーンに合わせて、ゴージラインの位置を調整すると良いでしょう。

5.ゴージラインの選び方は?

ゴージラインは相手に与えたい印象やワイシャツの衿とのバランスを考慮して選ぶことが大切です。ここでは、具体的なゴージラインの選び方について解説します。

●ゴージラインの基本的な位置
クラシックなシングルスーツの場合、首筋からゴージラインまでの長さは8〜9cmが目安とされています。この長さを基準にして、8cm以下をハイゴージ、9cm以上をローゴージと区別することが多いです。

●ワイシャツの衿とのバランス
ワイシャツの衿の中央にゴージラインのスタート地点を持ってくるとバランスが良くなります。さらに、ゴージラインの傾斜とワイシャツの衿の傾斜を揃えることで、よりエレガントな印象を与えられます。

●相性の良いワイシャツの衿型
クラシックなゴージ位置の場合、ワイシャツの衿型はワイドスプレッドカラーとの相性が良いとされています。衿の長さは7cm程度が基本で、ハイゴージにも合う衿型です。 ハイゴージもワイドスプレッドカラーとの相性がよいでしょう。ワイシャツの衿とゴージラインが繋がらないように注意するとカッタウェイカラーとも合います。 ローゴージにはレギュラーカラーや衿の長さが9cmから10cmのロングポイントとの相性が良いとされています。衿が長ければボタンダウンでもバランスが良く見えます。

まとめ

本記事ではゴージラインの概要やその選び方について解説しました。ゴージラインは時代とともにその位置が変化してきましたが、現在はどのようなものを選んでも問題ありません。 ゴージラインの位置はスーツを着ている人の印象を左右する要素でもあります。

相手にスマートな印象を与えたい場合はハイゴージ、クラシックな印象を与えたい場合はローゴージというように、個人の好みや相手に与えたい印象に合わせたものを選ぶと良いでしょう。普段、あまり意識しない部分ですが、印象を左右するひとつのポイントとしてコーディネートの参考にしてください。

この記事を書いた人
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2004年に株式会社コナカに入社。2007年にコナカの店長として6年間勤務。その後茨城地区の複数店舗を統括するエリアマネージャーとして4年間勤務。2016年新規事業である「DIFFERENCE」のバイヤーとして商品本部に配属され、7年目を迎える。現在はレディースとメンズカジュアル関係のバイヤー業務を担当。実際のウェァリング調査を密に行い、市場の流れやお客様のニーズを察知することで次シーズンへの企画や生産に活かしています。また異業種や幅広い年齢層の方々とも積極的に交流する事を大事にしております。バイヤーの仕事は物を作ることも大切ですが、まずは販売スタッフに想いを届ける事が重要と考えています。