身長が低めの人でもスーツは似合う!選び方のポイントとおすすめスーツを紹介

24.04.22

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身長が低めの人でもスーツは似合う!選び方のポイントとおすすめスーツを紹介

「身長が低いからスーツなんて似合わない」と、スーツ選びでお悩みではないでしょうか。スーツが似合わないのには原因があり、低い身長の方でもスーツの選び方やポイントさえ押さえていればスタイリッシュになります。

そこで、今回は身長が低めの方がスーツを選ぶ際に気をつけるポイントやおすすめのスーツをいくつか紹介します。

1.身長が低めの人はスーツが似合わない?

身長が低めの方でも、体型に合うスーツを着用するとスタイリッシュに着こなせます。スーツが似合わないと感じるのは、適したサイズを着用していない場合が多いからです。スーツだけに限らず、ロングコートやジャケットなども同じようなことがいえ、適正のサイズを着用しないと子どもっぽく見えます。身長だけでなく、ご自身の体型に合う明確なサイズを意識しないと、全体のシルエットのバランスが崩れてしまうためです。

2.身長が低めだからスーツが似合わないとされる原因

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身長が低めの方の中には、スーツを上手く着こなせないと悩んでいる方もいます。多くは適正なサイズを着用していないため、着こなしが崩れてしまっている方です。

ほかにもスーツを選ぶときはいくつか注意する点があるため、具体的にどのような原因でスーツが似合わないとされているかを3つ紹介します。

2-1.原因1:パンツの丈が合っていない

スーツが似合わない原因のひとつとして、パンツの丈が合っていないことが考えられます。ジャケットが適したサイズでも、パンツの丈が適したサイズでなければダボっとした印象でスタイリッシュに見えません。

近年ではオーバーサイズが流行していることから、少し大きめのスーツを選ぶ方がいます。ただ、スーツを着用する際はぴったり合うサイズを選ばないとだらしなく見えるため注意が必要です。オーバーサイズの服装を選ぶのは、プライベートのカジュアルな服装のみにしてください。

2-2.原因2:ジャケットのサイズが合っていない

ジャケットもご自身のサイズに合うものを選ぶ必要があります。身体が小さいからといって少し大きめのサイズのジャケットを選んでしまうと、かえって身体の小ささが目立つため逆効果です。

2-3.原因3:お直しによりスーツのシルエットが崩れている

お直しをすることにより、全体のバランスが崩れることもあります。スーツは上下のバランスが重要であり、裾や袖を適正サイズにお直しをするとシルエットが崩れかっこよくみえません。

もともとはスタイリッシュなスーツであっても、お直しをしてバランスが崩れることもあります。もし、スーツのお直しを必要とする場合はご自身の適正サイズに直して、全体のバランスを考慮してください。

3.身長が低めの人がスーツを選ぶ際のポイント

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身長が低めの方がスーツを選ぶ際、いくつか注意点があります。先ほど紹介したとおり、サイズ感に加えて柄や色、明るさも考慮して選ぶ必要があります。ここではスーツを選ぶ際に注意すべきポイントを7つ紹介します。

3-1.自分のサイズを把握してジャストサイズのスーツを選ぶ

お直しをするのではなく、ジャストサイズのスーツを選ぶとスタイリッシュに着こなせます。お直しをすると、もともとのスーツのシルエットが崩れる場合もあるため、何回もお直しをするのはおすすめしません。

お直しをする際は全体のバランスを意識する必要があります。個人によって体格が違うため、なかなかバランスの良いスーツに仕上げるのは難しいでしょう。ジャストサイズのスーツを選ぶためにも、身体の採寸は店舗スタッフに相談してください。

3-2.ストライプを選ぶと視覚効果が得られる

ストライプは縦のラインが強調され、身長が低めの方にもおすすめの柄です。身長が高く見えるだけでなく、着やせ効果も得られます。

柄もののスーツはいくつかありますが、間違ってもボーダーラインや柄の強いチェックのスーツを選んではいけません。ボーダーラインの柄のスーツは横に広がって見え、柄の強いチェック柄も膨張して見えてしまうので、身長が低いことが目立ってしまいます。

3-3.ブラウン系のカラーはサイズを意識する

ブラウン系のカラーは膨張色であり、横幅に広がって見えるため、身体の大きさが強調されます。より一層、身体に合うサイズを意識する必要があります。身長が低めの方がスーツの色で迷った際は、黒やネイビーなど、締まる色を選ぶのがおすすめです。

3-4.ラペルの幅は太すぎないタイプを選ぶ

ラペルも意識してスーツを選びましょう。ラペルを太すぎるものにすると、クラシックな印象になります。ただ、公務員や弁護士など、信頼性を重視する方は幅の太いラペルを選ぶ傾向にあります。
ラペルの幅は8cmぐらいを目安に選びましょう。また、ラペル幅とネクタイ幅を合わせるとうまくバランスが取れるため、ネクタイとの関係も意識する必要があります。

3-5.スラックスの丈に気をつける

スラックスの丈にも気をつけてスーツを選びましょう。スラックスの丈に応じて相手方への印象が変わるため、裾を調整する必要があります。スラックスの丈が短い場合はカジュアルな印象になります。逆に丈が長い場合は踵が隠れるぐらいであり、フォーマルな印象になります。

ビジネスや冠婚葬祭など、どのような場面で着用するかによって丈の長さも変わるため、必要とする場面に応じて丈の長さを選択しましょう。

3-6.着丈の長さにも注目する

着丈の長さを意識することで、身長が低めの方でもバランスよく着こなせます。着丈が長いスーツは身体の小ささが浮き出るため、少し着丈の長さを小さめにするのが一般的です。ただし、着丈を短くしすぎると全体のバランスが崩れるため、調整する必要があります。もし、着丈の長さを微調整したい場合は、専門店でお直しをしてもらうのが良いでしょう。

3-7.オーダースーツも選択肢のひとつ

サイズ選びで迷った際はオーダースーツを着用するのも選択肢のひとつです。低身長の方のスーツ選びでは、ぴったり合うものを探すのはなかなか難しいでしょう。着丈がぴったりでもスラックスの裾が長い場合もあるため、お直しが必要になるケースもあります。
「裾や着丈を直すぐらいなら、はじめから自分にぴったり合うオーダースーツがいい」と考える方も多いです。ご自身専用のオーダースーツを持っておけば、わざわざサイズ感を意識して購入する必要はありません。

まとめ

今回は、身長が低めの方でも上手くスーツを着こなせるポイントについて解説しました。決してスーツが似合わないわけではなく、サイズ感を意識しなかったり、全体のシルエットのバランスが崩れたりすることにより、スーツが似合わなくなる場合が多いようです。
身長が低めの方が上手くスーツを着こなすには、ご自身のサイズを明確に知ることも大切です。柄や色、ラペルの幅など細かな点も注意して選ぶ必要があります。

無地のスーツでも良いですが、もし柄を選ぶ際はストライプ、色はダーク系を選ぶと良いでしょう。ラペルの幅も太すぎるとフォーマル感が強くなるため、少し細めを意識して選びましょう。
もし、適正なサイズがわからない場合、オーダーメイドを着用する選択もあります。ビジネスやカジュアルでも着用すべきスーツの特徴が異なります。

採寸も含めて店舗スタッフに相談して、ぜひ身体に合う良いスーツを選んでください。

この記事を書いた人
岩倉具博.jpg

2006年に株式会社コナカに入社。2013年からコナカの店長として神奈川県の店舗を中心に7年間勤務。2020年から商品部に配属し、スーツセレクトのワイシャツ、ネクタイ、シューズのディストリビューターを経験し、現在はアクセサリー、シューズ、アンダーのバイヤーを担当。自社ブランドのコンセプトを熟知した上で、トレンドや時流に乗っている商品の情報を収集し、試行錯誤を繰り返しながら商品を企画しています。また、コーディネートした際の全体の連動性が非常に重要となる為、他アイテム担当のバイヤーとは必ず情報交換を行い、ベクトルの方向を常に意識しています。